大型バスが駐車場に入りきれず国道で待機するバスも。ボラセン渋滞は土曜の風物詩となっている。
この日は気仙町長部漁港のガレキ撤去等。漁港全体が1メートル近く沈下したため復旧の目処がっ立っていないせいかまだほとんど手つかずで津波の傷跡がそのまま残っているところだ。
数百メートルに及ぶ現場からこの日のエリアを決めて作業開始。手作業で散在するガレキを拾い集め分別しながら集積していく。やってもやってもかたづいたという達成感がない、辛い作業だ。
この日はふた班に別れ、鉄骨の倉庫と防波堤の間に押し流されたトタン屋根や漁網を撤去するという危険度の高い作業も行われた。作業が始まってしまうと没頭してカメラを取り出すことも思いつかない。
地盤沈下しているため満潮になるとここ一帯が水没してしまう。午後2時、満潮が近いため作業中止しセンターに戻る。
学生さんたち明日この場所を見れないのがよかったかもしれない。潮が引いた後には昨日の作業開始前と同じような光景を見ることになるのだから・・・
31日は武道学園の皆さんと入れ替わるように三間茶屋、慶應理工、蕨スポ少の皆さんがこの現場を引き継ぐ。
岩手東山の伊藤先生が今週も駆けつけてくださいました。
倒された電柱に漁網や電線、ロープ、そして木材片がぐしゃぐしゃにもつれ合って重なっている。
カッターやハサミ、ペンチなどを使いながら地道に切り刻んでいく。
電柱を移動したくても重機はない。人力、それしかない。
二日目もこのエリアのケリがつかなかった。早く撤退しないと車が脱出出来なくなってしまう。
残念ではあるが記念に集合写真を撮って早々に引き上げる。
波が岩壁に上がり始めた・・・
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