岩手県陸前高田市への支援活動について
H23.10.17
少林寺拳法秋田県庁支部 和泉 克
このたびの支援活動は、10月15日(土)に陸前高田市で行った。
40~50人の団体活動による支援で秋田県社会福祉協議会が準備したバスで、一般県民と同一行動をとった。
隣県だが、片道4時間はかかる遠路で、日帰り支援をしたため8時間も乗車していた。
10時頃から、各県市町村等から派遣されたボランティアセンターの職員の説明を受けたが、「自己責任による参加」「けが人が出ていること」「遺体ではなく、遺骨が出た場合の現場検証」等被災地の現実を感じた。
今回の支援内容は、ボランティアセンターから30分移動した、中心地から少し離れた沿岸部の被災して流出したと思われる漁師宅跡に畑を造成するので、土を掘り起こしガラス、石、貝殻等を取り除く作業であった。中には、直径1m近くの石も流されてきており、排出に相当な困難を伴った。
参加者は、1/3が福祉の心をもった女性、残りは若手から中高年にいたる男性であった。
県庁支部からは、3人参加し、西支部から参加した4人とも連絡を取り合った。
支援活動は、くれぐれもけがのないようにと繰り返し伝達され、「もう救急車で運ばれる人はみたくないんです。」とボランティアセンターの職員から伝えられていた。
毎日、こつこつとリレー方式で継続する力こそ、本当の支援となりうると実感した。
今後も機会を設けて支援してまいりたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿